以前の記事でビットコインについてざっくり理解していただけましたか？
まだ読んでいないという方はこの記事を読んでみて下さい。
ビットコインを買うには、「暗号資産取引所」（以下、取引所）に口座を開設する必要があります。
取引所は国内外に多数ありまして、それぞれ特徴があります。
ここでは国内の主要な取引所を紹介していきますね。
ぼくが実際に使って感じた内容です。
最初に結論を述べると、はじめは「Coincheck（コインチェック）」で口座をつくって問題ないと思います。
スマホのアプリが使いやすく、初心者でも迷わずビットコインを買えると思います。
その後、用途に応じて複数の取引所の口座の開設をおすすめします。
知らないと損する「販売」と「取り引き」
取引所を紹介する前に「販売」と「取り引き」について知って下さい。
コインの種類は多いが高い「販売」
「販売」とは取引所がもっている仮想通貨をユーザーが購入することを言います。ほとんどの取引所は手数料無料ですが、売り値と買い値に価格差（スプレッド）があります。安く買って、高く売る。それが取引所の利益になります。
メリット：取り引きより多くのコインを取り扱っている
デメリット：スプレッドが高いの取り引きよりコストがかかる
操作は少しむずかしいが安く買える「取り引き」
「取り引き」（または板取り引き）とはユーザー同士の売り買いを仲介するものです。自分がほしい銘柄の仮想通貨のレートと希望量を提示して、それに見合った相手が現れた時点で取り引きが成立するといった流れになります。条件によってはいつまでも買えない、売れないといったことがあります。
メリット：販売よりも安く購入できる
デメリット：操作がむずかしく慣れるまですこし大変
おすすめの仮想通貨取引所
Coincheck（コインチェック）
国内大手の取引所で、なんといってもアプリが使いやすい。初心者でも使いやすいアプリでほぼ迷わず仮想通貨が購入できると思います。
それから、仮想通貨積み立てが便利です。通常仮想通貨の積みてては取引所にあらかじめ日本円を入金しておく必要がありますが、Coincheckは銀行口座を連携させると、自動で引き落としして仮想通貨を積み立ててくれます。
【メリット】
・取り扱い銘柄が多い(16種類 2021.12.7現在)
・初心者でも使いやすいアプリ
・銀行口座から直接仮想通貨つみたてが出来る
【デメリット】
・アプリでは取り引きが出来ない(取り引きはブラウザのみ)
・アプリのチャートが見にくい
bitbank（ビットバンク）
こちらも、国内ではメジャーな取引所です。アプリで取り引きが使えて、手数料が比較的安いのが特長です。主にイーサ(ETH：仮想通貨の一種)の取り引きに利用してます。
少量の仮想通貨では手数料はそんなに変わりませんが、大量に取引をすると手数料だけで相当差が出ます。bitbankは大量に仮想通貨を取引する人は多く使っている印象があります。
【メリット】
・取り扱い銘柄がまあ多い(12種類 2021.12.7現在)
・アプリで板取り引きができる
・取り引きで報酬が出る時がある
【デメリット】
・取引手数料がかかる時がある
【ワンタップでビットコインが買える】bitbankで口座をつくる
bitFlyer(ビットフライヤー)
やはり大手の取引所です。この取引所の特徴はレバレッジ取引(FX)が出来るのと、Tポイントをビットコインに交換できること、そして専用のクレジットカードの存在です。また、bitbankと同じようにアプリで板取り引きができます。
専用のクレジットカード（ bitFlyerクレジットカード）は買い物などで利用すると、利用分の0.5%から1.０%のビットコインがもらえるというクレジットカードです。
【メリット】
・レバレッジ取引（FX）ができる
・専用クレカでビットコインがもらえる。
・Tポイントをビットコインに交換できる
【デメリット】
・初心者にはチャートが使いにくい
【ビットコイン取引量No.1】bitFlyerで口座をひらく
DMM Bitcoin（ディーエムエム ビットコイン）
こちらはDMMグループの仮想通貨取引所です。 bitFlyer同じくアプリ上で板取り引きとレバレッジ取り引き（FX）が出来ます。アプリのチャートはとても見やすいですが、それ以外は初心者には少し使いにくいです。
【メリット】
・レバレッジ取引（FX）ができる
・アプリのチャートが使いやすい
・日本円入出金手数料が無料
【デメリット】
・初心者にはアプリが使いづらい
複数の取引所を開設するわけ
ぼくは4つの取引所の口座を開設しています。
そして、それぞれの取引所の特徴を考慮して次にように使い分けています。
・Coincheck：つみたてビットコイン ＆ 長期所有（ガチホ）用
・bitbank：ビットコイン短期取引用 ＆ ETH（イーサ）取り引き用
・bitFlyer：レバレッジ取引用 ＆ Tポイント交換用
・DMM Bitcoin：チャート分析用
4つの取引所を利用している、もうひとつの理由のひとつがリスクヘッジです。ひとつの取引所しか使っていない場合は、メンテナンスなど何らかの理由で取引所が使えない時、取引ができなくなってしまいますからね。
まとめ
ここまで国内の取引所を紹介してきましたがいかがでしたか。
個人的には、最初に述べたように、まず「Coincheck」(コインチェック)ではじめて、それから複数の取引所の口座を開設すればいいと思います。
最初にコインチェックをすすめるのは、
・とにかくアプリが使いやすい
・はじめはレバレッジ取引(FX)をする必要がない
といった理由からです。
思ったより簡単に口座開設できますので、サクッとやっちゃって下さい。
では具体的な仮想通貨の買い方はこちらのブログで書いていきます。